
最近、ふと思い出して小林さちこさんの「元気でいてね」を聞くことがありました。
その流れで、小学生時代に見たクレヨンしんちゃんのオトナ帝国の逆襲をこの年でもう一度見ました。
2001年の映画なので、ちょうど20年前です。
「懐かしい匂い」で、大人たちがみんな子供から戻れなくなるあの映画です。
今見ると、途中からずっと号泣でした(笑)
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当時子供だった僕らが「オトナ帝国の逆襲」を今見ると感慨深い

当時は子供目線で見ていました。
なので、大人がどんどん子供化していくシーンはとても怖かったです。
自分の親もこどもみたいになったらどうしよう…とか思ってました(笑)
あと、しんちゃんが最後に階段を駆け上がって、ボタンを押させないように走っているシーンは、「がんばれッ」って思ってました。
今見ると、大人目線で映画に見入ってしまいました。
ネタバレ、ネタ思い出し?になるので内容の言及は避けます…
でも、30年くらい生きてきて、それなりの経験をしていると刺さるものがありました。
「こどもの頃って良かったなぁ」とか、「戻って遊びまわりたいなぁ」とか思ってしまいました。
誰でも過去が懐かしくて、戻りたいことがある

懐かしい匂いを撒いていたケンとチャコも悪役としては見れなかったです。
二人は昭和生まれで、当時彼らが思い描いていた21世紀はこんなものじゃなかったはずです。
実際、こんなセリフが映画に出てきます。
21世紀はあんなに輝いていたのに、今の日本に溢れているんおは汚い金と燃えないゴミぐらいだ。
by ケン
このケンの思いは個人的に否定はできませんでした。
私も子供の頃に戻って、何も考えずに遊びまわりたいと思うことがあります。
野原ひろしが自分の靴の匂いで必死に自分を保っているシーンでは、本当に号泣してしました。
ちくしょ~、何だったここはこんなに懐かしいんだぁ(´;ω;`)ウゥゥ
懐かしいあの頃に戻りたい、それでも未来に向かっていくシーンなので本当に感動です。
未来を生きる

コロナで大変な時期。
「あの頃は良かった」と、どうしても過去に戻りたいと思うこともあります。
この映画を見ていると、戻りたくても過去じゃなく、未来を生きないとなって思えました。
「今」はどんどん進んでいます。
止まらず、戻らずに進んでいけば、コロナもそのうち落ち着いてくるはずだと前向きになれました。
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最後、5歳のこどもが必死に走って未来を取りに行くシーンは本当に感動でした。
あと、家族っていいな。結婚しよ。彼女いないけど。
