小学校でも必修になったり世間で色々と注目が集まっているプログラミング。
興味を持っている方は多いと思います。
でも、「自分は文系だしな」と思ったりしていないでしょうか。
今はかなりプログラミングのハードルは下がってきています。
ということで、プログラミング習得すれば「こんなことができるようになる」と言うメリットについて紹介したいと思います。
プログラミングに興味はあるけど、なにが良いかイマイチ分からない
勉強は始めてみたけど、モチベーションが上がらない
今の仕事では将来が不安
プログラミングは理系でなくてもOK
まずはじめに…
「ITは理系ではありません。」
やっていることは、「荷物を取ってきて」と誰かにお願いすることと同じです。
プログラミングはパソコンに命令を与える(お願い)ことです。
「検索」を例にしてみます。
ボタンをクリックしたら、設定した条件のデータが出てきます。
処理はこんな感じです。
1.ボタンをクリックする
2.条件に一致するデータを抜き出す
3.画面に結果を表示する
もっと細かいですが、こんな風に日本語で書いたこと言語を、プログラミング言語に置き換えてパソコンが処理できるようにするだけです。
なので、数学の知識は必要ありません。
一部のAIなどの分野は微分積分などの知識は必要なようです。
ただ、WEB、パソコンの業務アプリ、スマホアプリなどは数学の知識は要らないのです。
仕事に食いっパグれない
プログラミングを習得しておけば、今後、仕事に困ることは少ないと思います。
何故かというと、IT関係の市場規模はどんどん大きくなっていためです。
2009年度の約25兆円から増加傾向にあり、2017年度には対2009年度比136%の約34兆円まで伸びています。
また、経済産業省が出しているデータを簡単にまとめると、IT人材は日本国内だけでも、
2016年時点で「約17万人足りない」
2020年時点で「約37万人足りない」
2030年時点で「約79万人足りない」
という予測であり、伸びるIT業界に対して、人材は不足していっているのです。
コロナでも個人として仕事が取れる
私はクラウドワークスに登録して、開発関係の案件を受けています。
小さいものは1万5千円程度で、大きいものだと、13万円程度です。
本業をしつつ、副収入を得ることができるのでかなり助かります。
副業を伸ばせば、会社がなくなってもしばらくは食いつないでいくことができます。
クラウドソーシングの場合、ちょっと面倒なクライアントもいらっしゃいますが…
収入アップの可能性が高い
独立したり、フリーランスになれば収入は大きく増やすことができます。
しかし、急に独立などは難しいのでまずはIT会社へ入社して、ITスキルを高めていく方が良いと思います。
下請け企業の給料が安い理由
はっきり言ってしまうと、中小企業や下請けの場合、給料は低いです。
何故かというと、図のように上で仕事を取ると、大きい企業はそこで粗利を稼ぎつつ、安い額で下請け会社に発注をします。
それが重なっていくと一番下の会社は利益が薄くなってしまうからです。
フリーランスの給料が高い理由
フリーランスになると、当然、会社に雇われることはありません。
会社員はどんな大きな仕事を任されても、基本は固定の月給です。
対して、フリーランスは顧客と価格で契約をします。
そのため、受けた案件の額がそのままもらえることになるのです。
ただ、能力が未熟な場合は仕事をもらえないことはあり得ます。
ITの3K(きつい、帰れない、給料が安い)の時代は終わる
少し前は「ITの3K」の印象が強く避けられがちでした。
きつい、帰れない、給料が安いがあります。
独自システムも開発してきたこれまでのIT
今までは、その「会社独自のシステムを開発する形」が主流でした。
そのため、お客さん(発注側)の細かい要望に応えて、手の込んだシステムを作りこんでいました。
そんな開発がいくつもあるので、開発に時間がかかったり、仕様が変わって徹夜するようなことが多かったです。
サービスを使ってもらう今後のIT
企業が作ったシステムを「サービスとして利用する形」へと流れが変わってきています。
そのメリットは何かというと、安価で多くの人が使えることです。
分かりやすい例だと、ネット通販です。
最近はBASEやメルカリなど、個人が安価にネット通販サイトのオーナーになれます。
基本は無料で、オプションでお金を払っていくような形です。
アイディアを自分の力でサービス化できる
ある程度のプログラミング能力があれば、思い付いたことをサービスにすることもできます。
私もアイディアをサービス化中
自分も今、コロナが始まってからネット通販が伸びているので、サービスやってみようと思って動き出しています。
内容は言えませんが…
2020年の中頃に思い付いてから1週間後には実際に仕事を受け始められています。
お仕事はクラウドワークスから取ってきています。
安い案件になりがちですが、簡単に需要があるかを判断できました。
現在仕組みを作成中で、成功すれば1案件ごとに何もしなくても1カ月で1万円くらいの見込みです。
案件が増えれば、何もしなくても1万、2万と自動で毎月お金が入るような形です。
先ほどのサービスの話でBASEなどが出ましたが、1つは小さな儲けでも何人も使ってくれれば、大きな額になるというサービスです。
素早さが大事な時代
会社だと申請やら、市場調査やら…で動くのにも時間がかかったりします。
ベンチャー企業ならまだしも、中小以上だと小回りが効かないです。
その点、自分で何かを世に送り出せるということは、大きなメリットです。
将来子供にも教育ができる
小学校でもプログラミングの教育が必修となりました。
そんな中で、「プログラミングとは何ぞや?」と言うことではちょっと「カッコ悪い」ですよね…
でもプログラミングを学んでおけば、基本はどんなことでも同じです。
パソコン上だけでなく、物を物理的に動かすプログラミングを子供が学ぶ場合でも一緒です。
歩くように機械に指示を出す、障害物があればよけるように指示を出す…
これも結局のところ、違う言語で指示を出すだけなので、経験があれば、
「こうすればいいんじゃない?」と助言もできます。
コロナにも負けるな!プログラミングは先に繋がる!
いろいろとメリットを紹介してきました。
まとめると、「先に繋がる」ということです。
仕事が自動化でなくなってしまっていること、プログラミングが小学校でも必修になる現状を見ると、この先無駄にはなりません。
また、収入アップなども期待ができます。
興味があれば、まずはやってみることから始めてはいかがでしょうか。
コロナが続いて、仕事が減っていく中でも、影響は受けにくいのがITだと思います。