文系卒で、入社時はプログラミングの「プ」の字も理解していませんでした。
また、新入社員研修では同期はコードを書き始めているのですが、私は全くできませんでした。
そして、「何で一人だけできないの?」と言われてしまったことがあります。
でも、半年くらいの勉強でそこそこできるようになりました。
なので、プログラミングには文系・理系は関係ないと言い切れます。
ということで、
私がどんな風にプログラミングを勉強していったかを実体験をもとに紹介します。
文系で就職先をIT系にするか迷っている
文系でIT就職したが、これから不安
プログラミングを独学しているが、理系じゃないので不安
私の経験(プログラミングができるようになるまで)
まず、私がどんな感じで一通り開発ができるようになったか時系列で説明します。
①1年目の4月~5月まで
新人研修で小さなWEBのシステム作成(改修)
できなさ過ぎて、「他の子はできて、何で一人だけできないの?」と言われる
②1年目の6月~10月まで
開発案件はあるが、ずっとテスターをさせられる
「このままでは実力がつかない」と不安になり始める
③1年目の11月~2年目の5月まで
不安になったので、いろいろと独学を始める
その間も資料整理とテスターをこなす
④2年目の5月~8月
独学していて、やる気アピールしたこともあり、3カ月案件を開始
苦労しながらも4カ月の開発(設計、実装、テスト)を完了!
個人的には③の独学をしていた時期は、大きな収穫だったと思います。
テスターだけをさせれれていると、どうしても実力がつかないので、焦りを感じて、結構真剣にプログラミングの独学をしました。
プログラミング習得の上でポイントになったこと
IT会社で技術を盗む+独学ができた
技術を盗むというと聞こえは悪いですが、別にそういう意味ではありません。
最初はテストばかりをさせられていました。
テストをしていると、システムの動きを見ることができました。
具体的には、「エラーが起こったときにどう処理するか」や「データベースに対しての抽出、更新する方法」などです。
また、ソースコードも一応見れました。
なので、見た内容を参考に同じような動きを真似して、自宅でも作ったりしていました。
これが技術を盗んでいたという意味です。
※ソースコード持って帰ったりすると情報漏洩で怒られるのでやっちゃだめですよ。
躓いた時に解決、相談できる人がいたこと
先輩がいたので、教えてもらえたことも大きかったです。
実際、2年目の5月から開発が始まったとき、分からないことだらけでした。
独学はしていても、やはり実践はなかなか上手くいかないものです。
そんな中で、躓いたときに相談できる先輩がいたことはとても助かりました。
この実践デビュー戦を経て、開発にどんどん入っていけるようになりました。
独学のハードルは下がっている:無料学習サイト
独学のハードルは下がりつつあります。
WEBサイトも単なるコードのサンプルが書いてあるだけでなく、動画サイトなども多いです。
上げだしたらキリがないのですが、参考になるサイトを紹介します。
有料プランもありますが、無料プランでも十分とっかかりには向いています。
paizaラーニング
初心者向けのコースが複数に分かれたレッスンになっています。
また、動画付きで解説がされるので分かりやすいです。
学べる言語は、C,C#,Java,JavaScript,PHP,Rubyなどいろいろあります。
あと、個人的に解説してくれる声が女性の恐らく声優さんなので、男性の場合はちょっとテンションが上がります。
コースは途中から有料になっており、1カ月当たり600円の有料会員になると試聴できます。
Progate(プロゲート)
こちらも初級者向けです。
基礎レベルの18レッスンを無料で受けることができます。
動画ではなく、スライドを見ていく形式です。
HTML&CSS、JavaScript、Java、PHP、Python、Rubyなどを学べます。
SQLはここで基本を勉強したりしました。
ドットインストール
こちらは中級者向けです。
少し勉強して、ある程度基礎が付いてきてからの方にお勧めです。
HTML&CSS、JavaScript、Java、PHP、Python、Rubyなどいろいろ学べます。
無料も多いのですが、少し慣れてから投資という形で利用することをオススメします。
Udemy
こちらは有料ですが、値段はそこまで高くなく私もお世話になっているので紹介します。
色んなプログラミング言語の入門動画などがあります。
Udemyでは動画を購入する形になりますが、1つ辺り2万円程度で、かなり濃い内容です。
また、一度購入すれば何度も見返すことができます。
私もこの動画を何度もみてPythonやDjangoの独学をしています。
オンラインスクールも活用すべき
私が就職した時期はオンラインスクールが出てくる2年ほど前でした。
そのため、結構苦労しながら独学をしていました。
「躓いた時に解決、相談できる人がいた」ことは大きなポイントだったと話しました。
IT会社に勤めていない、またはIT会社にいても、相談できる環境でないことは結構あり得ると思います。
サイトの勉強も悪くないのですが、スクールならプログラミングをやってきたプロがいる中で相談できるので、得られるものが多いのです。
なので、ある程度基本を身に着けたら、オンラインスクールで本腰を入れるという勉強の仕方はオススメです。
文系でもIT業界で活躍する近道は「実践+勉強」
IT業界で早く活躍をしていくためには、実践と勉強を繰り返していくことが重要です。
日々の仕事で得られる経験も多いのですが、プラス勉強をしてどんどん力を付けていく方法をオススメします。
IT就職して、実践+勉強する
IT業界で活躍する近道は以下です。
①最低限の知識は独学でつける
②IT会社に入る
③実践+勉強をしていく
ただし、簡単に優良な会社に入社することは難しいです。
IT自体、需要はあるので、小さい会社であれば簡単かもしれません。
IT就職する方法を次に紹介します。
IT就職するために、クラウドソーシングで実績を作る
IT就職するには、それなりの実績がないと良い会社には入りづらいです。
実績を作る一つの案が、クラウドソーシングで仕事を受けてることです。
例えば、クラウドワークスなどで仕事を受けることは可能です。
※全くの未経験だと難しいかもしれません。
IT就職するために、スクールで実績を作る
クラウドソーシングは素人では仕事を受けにくいことは確かです。
なので、プログラミングスクールで制作実績を作るのが良いです。
ポートフォリオとして採用時にアピールできるからです。
例えば、TechAcademyやTech Boost
また、転職サポートもしてくれるので、良い企業に就職がしやすいのです。
文系卒からプログラミング習得してIT業界で活躍しよう
最初はボロボロでしたが、文系卒の私でもプログラミング習得はできています。
私がIT業界に入って数年前より、現在は勉強できる環境がそろっています。
また、この先もIT業界は注目されているので、環境は整っていくはずです。
ぜひプログラミング習得をして、IT活躍を目指してください。