「お金がかかるプログラミングスクールではなく独学ではダメかな?」
「プログラミングスクールのどういう所がいいのかなぁ?」
プログラミングスクールを考えたことがある方であれば、このような気持ちが多少なりともあるのではないでしょうか。
確かに講座の内容に見合うお金がかかることや、学習に結構な時間を費やすことになり負担に感じることもあるでしょう。
しかしプログラマーに本気でなりたいのなら、プログラミングスクールはそれ以上の価値があると考えています。
私はプログラミングスクールに通って新卒の内定を勝ち取りました。
そんな実体験からプログラミングスクールの価値を認識していただければ幸いです。
プログラマーを目指し何かしらの方法で勉強をしようと考えている。
プログラミングスクールに行く価値が分からない。
年代は20代から30代。
プログラミングスクールは独学よりも必要なスキルを挫折せずに学べる
プログラミングスクールのカリキュラムは充実しています。
企業が求めているプログラミングスキルを無駄なく学ぶことができ、最後までやり通せば企業にアピールする十分なスキルが身につきます。
また、相談や質問をできる相手がいるので独学よりも挫折する可能性が低いです。
企業が求めているスキルを分析したカリキュラムを学べる
画像はTECH::CAMP(テックキャンプ)の例
あなたはプログラマーを目指し、まずは独学でプログラミングを勉強しようと考えているとします。
しかし、独学で勉強しようと思っても何を勉強すれば良いか分からないですよね。
そこが独学のデメリットです。
プログラミングスクールは企業とつながりがあり、どういったスキルを持った人材を求めているかをリアルタイムで把握する努力を欠かさず行っています。
プログラミングスクールは企業からの情報を十分に考慮して、企業が求めるスキルが身につく最適なカリキュラムを作成しています。
そのため勉強をしていて無駄がなく、プログラマーとして働くためのスキルをしっかりと学べます。
実務で使えるスキルを過不足なく学べる
プログラミングスクールの良い点はかたよりなく学習できることです。
独学で勉強をしようとすると、自分で何を勉強するかを決めて教材も自分でそろえなくてはいけません。
有名なプログラミングスクールの書籍をとりあえず買い、とりあえず読んでみるというパターンに陥りがちです。
すでに一定のプログラミングスキルやIT知識を持っていて、学習をすることに慣れているのであれば独学でも構わないと思います。
しかし、これからプログラミングを勉強する方はどういった教材を買ってどのように勉強を進めて行けばよいのかがまだ分かりません。
その状態でプログラミングを独学すると、部分的には知識が身についても全体でみるとまとまったスキルを身に付けられずに学習にかたよりができます。
「そんなことも知らないの?」
「学習の順序がバラバラだなぁ。」
実際の開発現場に入った時にこんなことを言われる可能性もあります。
プログラミングスクールは、実務で使えるスキルを基本から順にしっかり学べるカリキュラムがあるので、必要十分な知識をバランスよく学べるメリットがあります。
プログラミングスクールは学習に挫折しない工夫がある
独学でプログラミングの学習に挫折してしまう原因は以下が多いと思います。
・学習で分からないことを質問できない。
・自分のレベルに合った学習をしていない。(学習法が分からない)
このようなことから、独学は挫折してしまう可能性が高いです。
プログラミングスクールには、学習の分からないことや不安に思っていることを相談できるメンターがいます。
メンターは質問をしてすぐに答えを教えないことが多く、まずは問題を解決するためのヒントを与えます。
メンターからのヒントをもとに自分で考えることで、プログラミングスキルの向上だけではなく、課題解決能力やリサーチ力などプログラマーに必要な能力を身に付けることが可能です。
もう一つの挫折をしてしまう原因は、自分に合った学習をしていないことです。
プログラミング初心者は学習の最初がもっとも大変です。
自分に合わないレベルの学習をはじめてしまうと、かなりの確率で挫折するでしょう。
プログラミングスクールは、自分のスキルや希望に合った講座やカリキュラムを提案してくれます。
プログラミングスクールの学習は難しいので努力が必要ですが、苦労している分だけ成長を実感できるので挫折しにくいです。
プログラミングスクールの学習は実践に沿っている
プログラミングスクールは、実際の職場により近い環境で緊張感を持ち学習できます。
学習は、企業にアピール可能なレベルのポートフォリオ(成果物)を作ることを重視しています。
ポートフォリオ作成という実践を意識した学習で、実践向きのプログラミング力を身に付けることが可能です。
独学ではなかなか実現できないでしょう。
また自分一人でなく、チームでコミュニケーションをとる機会も多いので非常に実務の勉強には有効です。
こういった環境は実際の開発現場に似た雰囲気になります。
仲間の空気感を感じることで職場をイメージできる
プログラミングスクールには同じ環境で学習している仲間がいます。
周りはプログラマーになるために必死なので、非常に刺激を受け学習に熱が入ります。
プログラミングスクールでなければ経験ができないことです。
仲間の勉強に対する取り組みをみて、自分の頑張りや甘さを認識することもできます。
実際の開発現場ではチームで開発を進めるので周りに多くの人がいます。
その雰囲気や空気感に近いものを感じながら、緊張感を持ち学習を行えるでしょう。
プログラミングスクールの中には単独で課題を行っていくスタイルではなく、チーム開発でカリキュラムを進めていくことも多いです。
より実践に近い形式でプログラミングを学習できるでしょう。
レベルの高いポートフォリオをつくることが可能
プログラマーの面接でポートフォリオを提出する応募者が多いです。
IT業界では、自分のこれまでの実績をアピールするための成果集のことを指します。 ポートフォリオは自分のスキルや実績を対外的にアピールするもので、いわば履歴書の自己PRの拡大版です。
企業が応募者のスキルを客観的に判断できることや仕事に対する熱意を示しやすく、評価につながりやすいからです。
しかし、どのようなポートフォリオでも評価につながるかといえばそうとはいえません。
実用性が高くユーザーが使いやすいオリジナルのものでなければ、企業から実務能力で高い評価を受けることは難しいです。
独学でプログラミングを勉強して、自分一人で評価につながるポートフォリオを作ろうと思ってもなかなかできません。
ポートフォリオ作成に力を入れているプログラミングスクールは非常に多いです。
自分の頭で考えオリジナルサービスを完成させて、はじめて実践で使えるプログラミング技術を得ることができるからです。
質の高いポートフォリオを作成でき、自分の武器を手にいれるチャンスはプログラミングスクールにしかないと言っても過言ではないでしょう。
実務経験豊富なプログラマーの指導を受けることができる
プログラミングスクールの利点は、プログラマーの実務経験を持った方の指導を直接受けることができることです。
直接指導を受けることが良い理由は、分からないことを的確に聞けるからです。
質問をパソコンで入力して回答を待つ形式をとっているスクールもありますが、文字で質問している分、聞きたいことの微妙なニュアンスまで伝えづらいというデメリットがあります。
そのため望んだ回答が返ってこないことも多いです。
また、返答がくるまで時間がかかる場合もあります。
プログラマーの豊富な実績を持った直接指導を受けることで、的確な回答を得られるだけではなく、質問に関連した実務に役立つ貴重な情報を聞ける可能性もあります。
直接質問することは、実際の開発現場で他のプログラマーとコミュニケーションをとる練習にもなるので実務に有効です。
このように、実践に近い形で学習を行えるのはプログラミングスクールの魅力です。
プログラミングスクールの就職対策は魅力的
プログラミングスクールの就職率は非常に高いです。
実務未経験者をスキルがある人材に育成し、企業のニーズにしっかりと応えているという証拠と言えます。
プログラミングスクールの努力により、企業と太いパイプでつながれたことで実現できたことでしょう。
また、プログラミングスクール卒業後に就職をして終わりではなく、その後も継続的な支援を受けることが可能です。
プログラミングスクールは高い就職率を誇る
主要なプログラミングスクールの就職率は90%以上を誇ります。
IT業界は人手不足ですが、一般的に実務未経験からの就職は厳しいです。
とくに、30代以降で実務未経験から就職するのは困難と言われています。
基本的に、プログラミングスクールを利用するのが実務未経験者であることを考えると、就職率90%以上はかなりの実績です。
20代はもちろんですが30代以降の就職実績も多くあります。
プログラミングスクールのカリキュラムや企業と太いパイプでつながっているおかげと言えるでしょう。
就職を本気で目指したいのであれば、プログラミングスクールに利用は有効であることが分かります。
プログラミングスクール卒業後や就職後も継続的な支援がある
プログラミングスクールの中には、卒業後や就職後も支援を無償で行ってくれるところもあります。
企業から内定を得ることがゴールではありません。
就職した会社になじみ自分の力を発揮できてはじめて成功と言えます。
「就職後にプログラミングの仕事ができない。」
「仕事が上手くいかない。」 など
このような悩みにプログラミングスクールは全力で向き合います。
高い就職率とプログラマーとして仕事を続けていくためのサポートを受けることができることは、プログラミングスクールにしかない価値です。
まとめ
以上のことからプログラマーに本気でなる意思があれば、プログラミングスクールは非常におすすめと言えます。
金銭面で不安な方は、無料のプログラミングスクールもありますのでそちらを検討してみても良いでしょう。
ただし、利用対象者が20代であるスクールが多いことや、就職に失敗したら有料になるというリスクもあるので慎重に見極めてください。
もちろん、プログラミングスクールに入ったからと言って安泰というわけではなく、自分の取組み方次第で状況が良くも悪くも変わるので注意すべきでしょう。
いずれにしても、プログラミングスクールにはこれだけの価値があるということは、私の実体験から言えます。