前回に引き続きデータベース関連の練習で、
今回は参考書に沿って作成した住所録アプリの練習課題について紹介していきます。
練習課題は「こんな処理を追加しなさい」と自分で考えさせるようになっています。
なので、正解答があるわけではありません。
そこを考慮しつつ私が考えて作った処理を紹介していきます。
今回も全ての例を紹介すると長すぎるので一部だけにします。
使っている参考書はVisual C#データベースプログラミング入門です。
紹介する練習課題は次のようなものです。
TELのテキストボックスに数字かハイフン(-)以外の文字が入力された場合、エラーになるよう処理を追加する
完成イメージはこんな感じです。 英字の「A」を入力したので、 「数字またはハイフン(-)のみを入力して下さい」とメッセージが表示されます |
TELLテキストボックスのチェック処理
私の作ったものですが、処理を紹介します。
イベント処理
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private void TellTextBox(object sender, CancelEventArgs e) { string errorMessage = ""; string TellValue = tELTextBox.Text; if (ValidTell(TellValue, out errorMessage) == false) { e.Cancel = true; errorProvider1.SetError(tELTextBox, errorMessage);//TELLテキストボックスにメッセージを表示させる } } |
入力チェックの処理
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//TELLの入力チェックメソッド public bool ValidTell(string Tellstr, out string errorMsg) { errorMsg = ""; for (int i = 0; i < Tellstr.Length; i++) { //入力値が数字でも、(-)でも無ければreturn false char checkTell = Tellstr[i]; //一文字ずつチェック if (!Char.IsNumber(checkTell) && checkTell != '-') { errorMsg = "数字またはハイフン(-)のみを入力して下さい"; return false; } } return true; } |
説明
上から順を追って説明していくと、
TELLのテキストボックスからフォーカスが離れた時にイベントが発生します。
そのとき、テキストボックスの値をstring TellValueに格納します。
次にValidTellメソッドに入って行きます。
ここから次のメソッドに飛びます。
string TellstrにTELLテキストボックスに入っている文字を受け取ります。
そして、TELLのテキストボックスに入力された値を一文字ずつをチェックし、
値が数字とハイフン以外がであれば、
errorMsgに「数字またはハイフン(-)のみを入力して下さい」とメッセージを設定し
falseを返す処理です。
その後上のイベントに戻り、ValidTell=falseであれば、
「数字またはハイフン(-)のみを入力して下さい」メッセージを画面上に表示します。
テキストボックス一つ分の入力チェック処理が無事完了しました!
データベース関係は簡単ではないこともあり、※一部処理を記載していない箇所があります。
詳しくはVisual C#データベースプログラミング入門購入してみてください!
良い練習になったかなと思います。
少しずつ力をつけてスキルアップして行けそうです^^
今回はこの辺で失礼します。
次回は次の章のアプリを参考書に沿って作成して行きたいと思います。
プログラミングの独学についてプログラミング初心者の独学方法 文系卒の経験談で紹介しています。