私はプログラミングスクールに通っていましたが、こんな風に思ったことはないでしょうか。
「プログラミングスクールの学習を実務で生かして活躍したい。」
「仕事で早く成果を出せるように成長したい。」
「入社してから最初の一歩でつまずきたくない。」
企業に入ってから、ちゃんと活躍できるか不安ですよね。
私もプログラマーとして入社して苦労はしましたが、最終的に挫折せずに仕事で結果を出せるように成長できました。
プログラミングスクール卒業後も、自分から積極的に勉強したおかげであると確信を持てます。
今回はプログラミングスクールの学習をより実務レベルに近づけるための方法を中心に書いています。
実務でしっかりと活躍できるようになりたい。
プログラミングスクールの学習をベースにレベルアップを考えている。
リアルタイムで求められているスキルを知りたい。
プログラミングスクールの学習を元に新たに成果物作成、機能追加する
プログラミングスクールで学んだ内容が全てではありません。
むしろ、プログラミングスクール卒業後の自分の努力が大切だと思います。
プログラミングスクールで開発の基本を学んだら、自分の開発スキルを企業の求めるレベルに近づける努力が必要であると考えています。
プログラミングスクールの作成物に新規機能を追加
「自分の力で調べて考えること」で、プログラミングの実力はついて行きます。
プログラミングスクールで作成したポートフォリオに新規機能を追加することは、スキルを高めるために有効です。
こんな風にしたらより使い勝手が良くなるということを自分で考えて機能を追加してみましょう。
ぜひ、新規機能を追加してポートフォリオを充実させましょう。
テスト仕様書や設計書を自分の力で作る
新規機能を追加したら、その機能に対する設計書やテスト仕様書を作成してみましょう。
設計・開発・テストの一連の流れを経験していることは、企業に大きなアピールになります。
プログラマー(PG)のおおよその仕事の流れは以下の通りです。
※設計は、システムエンジニア(SE)が行う。
- 設計書に従ってプログラミング
- テスト
- 不具合修正(デバック)
- 修正した箇所のテスト仕様書(項目)作成
- 修正した箇所のテスト
基本的にこの流れの繰り返しなので、設計書やテスト仕様書の使用頻度は高いです。
実務経験がなくても、設計書やテスト仕様書をスクールの力に頼らずに作成したことがあれば他の応募者と差別化ができます。
プログラミングのみで設計書やテスト仕様書の作成を教えていないプログラミングスクールもあるのかもしれません。
でもまずはこんな風に設計しましたといえることが大事なのでトライしてみましょう。
エラーで困ったらMENTAで経験者に相談してみよう
自分だけで作ったものはエラーが出てくると思います。
プログラミングスクールを卒業した後であれば、相談することは基本的にできないでしょう。
途中で作ったけどあきらめたとなると、せっかくチャレンジしたのに印象も悪くなります。
そのような場合はMENTAがオススメです。
どうしてもエラー解決や作り方が分からないというときはMENTAでメンターを探して解決してもよいでしょう。
動画学習コンテンツを利用して足りない知識を学習
情報収集や自分で新たな成果物を作っていくる過程で、「自分に足りない知識や技術」が出てくると思います。
しかし、中にはある程度の時間をかけて勉強するべきこともあるでしょう。
足りない知識や技術を補う上で、オススメの動画コンテンツは「Udemy」という学習サイトです。
一度スクールで学んでいると、いろんなことを自力で調べる力はついているため、おススメです。
私も実際、Django、PythonはDjangoの基礎をマスターして、3つのアプリを作ろう!で勉強しました。
2か月ほどで文系出身のSEですが、開発してみたというサイトも立ち上げました。
Udemyは、さまざまな動画コンテンツがあり内容もバラエティーに富んでいます。
有料でありますが、セールの期間に購入すると1,000円台で購入できます。
また、一度購入すると無期限で視聴でき質問は何でも行えます。
私の場合、SQLの知識をもっと深く学びたいと思って使っていました。
一度、サイトだけでものぞいてみてはいかがでしょうか。
動画の豊富さにきっと驚くでしょう。
IT関連のイベントや学習会に参加する
イベントに参加することで、自分に足りないことやどう進んでいけばよいかの目標が立てやすくなります。
実際に会って技術者の話を聞くので話に信用性がありますし、分からないことは質問が可能だからです。
文字だけでは伝えきれない情報を詳しく聞くことが可能でしょう。
イベント情報は下記サイトで調べると便利です。
コロナ禍のため、オンラインでイベントを開催しているものが多いので、気軽に参加できます。
イベントや学習会に参加することで、自分の今やるべきことがはっきりします。
また、参加することによって得た知識は今後の学習に生かせるでしょう。
就職前に準備しておいた方が良いこと
Excelは最低限マスターするべき
開発現場に入ってから、Excelをベースに仕事をするのでとても大切です。
一例ですが、こんなことです。
・テスト業務で不具合をまとめる。
・ミーティングの資料をつくる。
・設計書を作成する。
プログラミングスクール卒業生の中には、パソコンの使用歴が少ない人も多いです。
Excelの最低限、必要な知識はググれば出てくるので必ず身に付けておきましょう。
基本情報技術者試験レベルの知識
基本情報技術者試験のテキストは一通り目を通した方が良いです。
プログラマーとして仕事をするなら最低限知っておくべきことが載っているからです。
設計書を読む時も、基本的なITの基礎が身についていなければ中身の理解ができないこともあります。
しかし、資格の取得まで考える必要はありません。
資格を取るまでに時間がかかり、一番大切なプログラミングの学習がおろそかになる可能性があるからです。
IT企業に入社した新人(2年目~3年目)が受ける資格で、現役のプログラマーでも落ちることは珍しくないそうです。
特に入社してすぐは、プログラミング以外の言葉などで詰まることも多いと思うで、ぜひ取り組んでみてください。
おわりに
「プログラミングスクールで学んだことはできるが他のことは・・・。」
そんな状態をなくしていくことが大切です。
IT業界の技術は日進月歩。
スクールで学んだことだけでなく、常に最新の情報を収集し、技術の進化に遅れないようにスキルを高めましょう。