皆さんは海外に行かれるときに国際電話が必要になることあると思いますか?
必要に駆られるのは自分だけではなく、周囲の方でも起こりえます。
なので、決して確立が低いことではありません。
そんな海外旅行に行くときに050+を持っていてよかったエピソードです。
※050+はインターネットがあれば電話ができるスマホアプリです。
050+以外にも持っていくと良いものを紹介しているので良ければご覧ください。
カンボジアのプノンペンのゲストハウスに宿泊していて、アンコールワットを見に行ったりしていました。
イギリス人の男性(当時29歳)とドイツ人女性2人(二人とも21歳)と仲良くなったので、飲みに行こうという話になりました。
当時私は20歳でした。
何故か店員さんがノリ良く?デカビールを一気飲みして盛り上げてくれました。
女性店員は少し引いていました…
海外で財布とパスポートをすられた
いい感じにお酒が回ってゲストハウスに向かって10分ほど歩いていました。
するとドイツ人女性の一人が悲鳴を上げました。
ポーチが切り裂かれ、中身が全て盗まれたというのです。
パニックになっている女性をもう一人のドイツ人女性が落ち着かせて、とりあえず近くの警察に届け出を出しました。
ベトナムで私もiPhoneをすられて届けたのですが、新興国ではあまりあてにできませんでした。
ゲストハウスに戻って家主に警察に届け出たと話をしていると、なぜか警察に伝えても大して動いてくれないから意味がないときっぱり厳しい現実を伝えてしまいました。
ついにドイツ人女性が泣き始めてしまいました。
家主さんも言わなくてもいいのに…
国際電話が050で安く済んだ
飲んでいたメンバーでこれからどうするか相談しました。
そこで出たのが、クレジットカードをロックするためドイツのカード会社に連絡をするでした。
家主に国際電話が使える場所はないか聞いてみると…
「近くにはないから明日半日くらいかけていけば大丈夫」とサラッと言うのです。
いやいや、悪用されたくないから1分1秒を争ってるんですが^^;…
て言うか大丈夫ってどういうことやねん…
すりにあったドイツ人女性は親の口座を使っているとのことで、さらに号泣する始末…
新興国では国際電話ができるところが近くにないことは多いのです。
また、現地の方も国際電話はできるのですが、通話料金が現地の方からすると高いので助けたいけど助けられないという状況でした。
そこで私に案が浮かびました「050+がある💡」
ということでゲストハウスのWiFiを使ってドイツのカード会社に5分ほど電話をさせてあげました^^
無事カードロックの電話が終了し、また泣きながらこう言ってきました。
「国際通話で高かったですよね。友人にお金を借りて払うからいくらか教えて(泣)」
通話明細を見てみると…100円程度だったので、
「100円くらいだったから、またビールでもおごってください(笑)」
と答えると、「ありがとう~」と泣きながらハグしてくれました^^
後々、ドイツへの国際通話料金を見てみると、ちょうど1分20円でした。
国名 | 国番号 | 料金 |
ドイツ連邦共和国 | 49 | 20 |
国際通話料一覧(International calling rates)より
海外で国際電話ができるに越したことはない
国際通話が必要になるのは、自分だけではなくあなたの周りにいる方かもしれません。
異国の他人かもしれませんが、日本人として助けられることは誇らしいことだと思います。
自分も周囲の人も助けるためにも050+のようなIP電話を持っておくことをおすすめします。
海外に行かれる際は、ぜひ国際電話でできるように準備してください。
余談(翌日の話)
実はドイツ女性のお二人は、タイミングが悪いことにすりにあった翌日チェックアウトする予定でした。
ただ、前日のすり騒動で宿泊先を探しておらず、泊まっていたゲストハウスの部屋も埋まっていました。
なので、写真のようにとりあえずロビーの椅子でお休みしていました。
その日には別のゲストハウスを探して移動していきましたが、前日の騒動で疲れたのでしょうね。
そしてちゃんとビールを一杯おごってもらいました。
めでたしめでたし。
・国際通話料一覧(International calling rates)
https://www.ntt.com/personal/services/phone/ip/dotphone300/service4.html?_ga=2.58911853.1967318234.1539528822-1720795478.1535984683