片頭痛に悩まれている方へ朗報です。
毎日ビタミンDサプリメントを取ることで、片頭痛が起こる回数を減らせるということがイギリスの治験の結果から分かりました。
日光を浴びた後、皮膚内でビタミンDが生成されるため、ビタミンDは太陽ビタミンとも呼ばれたりしています。
6カ月間、片頭痛持ちの方48名のうち、半分の方には毎日100mgのビタミンDを摂取してもらいました。
残りの半分はプラセボを毎日摂取してもらいました。
因みにプラセボとは有効成分を含まない薬のことで、心理的な検証も行われたようです。
(薬を飲んだら心理的に楽になって、効果が出る前に回復したという方がたまにいますよね)
治験中、48名それぞれに頭痛の起こった頻度と頭痛の強さを記録してもらいました。
その結果、ビタミンDを摂取した方たちの頭痛の起こる頻度は半分に軽減されました。
プラセボのメンバーは特に変化は見られませんでした。
また、別の治験では1カ月に6回片頭痛が起こっていた患者さんは、1カ月にわずか3回と半減させることができたそうです。
偏頭痛改善の注意点
治験の結果から、頭痛の起こる頻度については効果が見られました。
しかし、頭痛の強さに関しては改善は見られず、痛みが和らぐことはなかったそうです。
まとめ
ビタミンDを毎日接種することで、片頭痛の頻度を減らすことができるならありがたいですね。
偏頭痛持ちの人は根本的に体内のビタミンDが足りていない傾向にあるそうです。
そこからもビタミンDが片頭痛に効果を発揮していることは伺えます。
人間のビタミンDの大半は日光を浴びることで作られるといわれています。
もちろん、食事から摂取することも可能ですが、1日のうち少しは日光を浴びるような習慣を作ってみるのも悪くないのではないでしょうか。
・Revealed: How the so-called sunshine vitamin could cut migraine attacks
https://www.dailymail.co.uk/health/article-6203613/How-Sunshine-vitamin-cut-migraine-attacks.html