私はここ2年ほど低糖質(炭水化物を控えた)の食生活を送っています。
その中で体の変化に気づいてきました。
同時に現代の食生活は良くないのでは?と考えるようになってきました。
現代の食生活と低糖質食生活について紹介します。
そもそも、糖質制限とは何かについてはこちらで触れているので、読んでいただければと思います。
低糖質(炭水化物を控える)ことで起こる体の変化
低糖質(炭水化物を控える)の食生活をしていると体に変化が起こってきます。
通常は炭水化物からブドウ糖へ分解することで体で使うエネルギーを作っています。
ただ、体内で糖質が不足した状態が続いていくと体は別の方法で体にエネルギーを作ろうとシフトしていきます。
別とは、体内の脂肪を肝臓が分解してケトン体というエネルギー源を作るという方法です。
それぞれエネルギーを作る回路には以下のような名前があります。
ブドウ糖回路 | ブドウ糖を使ってエネルギーを作る |
ケトン体回路 | ケトン体を使ってエネルギーを作る |
ただし、この二つの回路は共存して同時に動くことはありません。
長時間の運動などをして、体のブドウ糖が減るとケトン体回路が動き始めるのです。
現代の米(糖質)中心の食生活はNG?
朝、昼、晩と米(炭水化物)を中心に食べている人も多いと思います。
さらにデスクワークの方はチョコレートなどを間食で食べたりもしています。
3食すべて米中心の食事、かつ間食で甘いものを食べると体には相当な量のブドウ糖が生成されているはずです。
学生であれば、運動をしているので問題ないかと思います。
ただ、社会人の食生活としてみると糖質を接種し過ぎているように思えます。
当たり前ですが、取りすぎたブドウ糖は消費されなければ蓄えられていき、太ります。
私の知り合いでも社会人になってから体重が増えた人が4人に1人くらいはいるのです。
こうしてみると、現代人の食生活はよろしくないのでは?と思えてきます。
だって炭水化物を接種しなくても体にエネルギーを作る機能があるのですから^^;
原始人は炭水化物(糖質)は摂っていない
原始人の生活を考えてみてください。
人類が始まって約700万年の間は狩猟をメインに行っており、魚や動物などを追いかけたり捕まえたりして生きていました。
農耕が始まったのは約1万年前のことです。
人類の歴史から見ると、農耕で米を作り始めたのは700分の1でかなり最近と言えます。
農耕が始まる前の食生活は動物や魚類の肉から摂取する脂質が56%、タンパク質が32%。
野草や野菜から摂取する糖質が12%ほどだったと言われています。
農耕を始める前は糖質(炭水化物などの米)はなんと1割程度です。
人類の歴史で見ると、本来人間の遺伝子は米や穀物中心の生活は合っていないということです。
また、原始人のように肉中心の食生活は女性用のダイエットにも効果があるとして紹介もされています。
はるか、昔の人類には肥満という言葉は存在しませんでした。そもそも人類が肥満で悩みだしたのは農耕を始めてからと言われています。だったら原始人……狩猟時代の食生活を参考にすればいいんです!
夏までに痩せたいなら原始人を目指すべし!?「原始人食」でみるみる体重ダウン!?
女子力アップ グーガールより
原始人の食生活を試してみるのも悪くないのではと思います。