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コンサルファーム転職

#1 SESからITコンサルへ|35歳SEが3回目の転職を決めた理由

35歳SEが3回目の転職を決めた理由

3回目の転職をすることにしました。

次は大手のコンサルファームで働きます。

ただ、今の会社に強い不満があって辞めるわけではありません。

むしろ退職を伝えた後に引き留めていただけるくらいには、悪くない関係でした。

退職を伝えたら3か年計画を見せられた話
#12 退職を伝えたら3か年計画を見せられた話 退職を伝えたあと、事業部長と1対1で1時間話しました。 そこで引き留めていただいたのですが、正直かなり心が動きました。 不満があ...

それでも動いたので、その理由を書いていきます。

こんな人におすすめ

開発を続けるか迷っているSE

情シスやIT企画に戻りたいと思っている人

今の会社に不満はないけど、このままでいいのか迷っている人

今回は「不満があって辞める」転職ではなかった

不満があって辞める転職ではなかった

2回目の転職は、残業が半年平均で60時間になって体調を崩し始めたことがきっかけでした。

(目次)東南アジアをバックパッカーしながら転職活動をした記録 東南アジアをバックパッカーしながら転職活動を約1カ月ほど行いました。 周った国は、タイ、カンボジア、ベトナムです。 ...

あのときは、辞める理由の方がはっきりしていました。

今回は違います。

人間関係で困ったことはありませんでした。

客先からの評価も悪くはなく、上流の工程も任せていきたいと言ってもらえていました。

給料も3年で前職を超えていました。

それでも動いたのは「次が見えなかった」から

前回の転職活動で、退職理由と転職理由は別物だと学びました。

転職して1年半後、1ヶ月で複数内定がもらえた理由 面接は相互理解 転職活動×東南アジアバックパッカーの目次ページはこちらです。 23年4月末でから有休消化をしつつ、転職活動をしまし...

辞めたい理由がなくても、次にやりたいことがあれば動く理由になります。

今回はまさにそのパターンでした。

逆に言うと、辞めたい理由がないぶん、決めるまでにかなり迷いましたね。

「開発を抜けたい」と2年言い続けたけど変わらなかった

開発を抜けたいと2年言い続けた

今の会社はSESで、客先に常駐して働く形です。

入社した理由は、求人の内容がPMやコンサル寄りの案件だったからです。

ただ、応募のときにこう言われていました。

「最初は開発の案件から入ってもらいます」

私は開発の経験が1年ほどしかなかったので、これは納得できる話でした。

1年くらいならむしろ経験になるな、と思っていたんですよね。

実際、開発の経験はしっかり積めました。

ただ、そこから抜けられませんでした

2年目に入るときの1カ月の待機

最初の案件が終わったとき、次の現場が決まらず1カ月ほど待機になりました。

当時は営業の人数が少なく、社内があまり上手く回っていない時期でもありました。

とりあえず受けておいて、と言われた面談はこんな内容です。

  • インフラ案件で、セキュリティパッチの適用やシェルを作る現場
  • 大手企業の傘下の開発枠を丸ごと受けて、PMとして一人で入る案件

方向性、バラバラですよね。

結局決まったのは、医療系の装置の組込開発でした。

会社として売上が必要なのは分かるんです。

ただ、案件の選び方が適当すぎると思ってしまいました。

人事給与システムの現場は悪くなかった

その次に入った、大手企業の人事給与システムの案件は良い経験でした。

1年と少し在籍して、設計から総合テスト、リリース作業まで一通りやりました。

残業は月30時間から75時間くらいです。

離任の直前には、休日出勤も2回ありました。

忙しくはありましたが、業務も知ることができて悪い経験ではありません。

むしろ、色んな機能の設計や作業の段取りをがっつり経験できたことは良かったと思っています。

それでも、次もまた開発だった

離任のタイミングで、次の現場の話を聞きました。

大きい会社ではありましたが、聞いた内容からおそらくまた開発だろうと分かりました。

私は2年ほど、営業や自社のリーダーにこう言い続けていました。

「開発を抜けて、PMやコンサル寄りの案件にシフトしたい」

1on1でも評価面談でも、言い方を変えながら伝えてきたつもりでした。

でも、変わらないんですよね。

開発未経験の人が、PMOの案件に入っていた

もうひとつ、引っかかっていたことがあります。

社内を見ていると、開発の経験がほとんどない人がPMOやコンサル寄りの案件に入っていました。

もちろん、その人たちに問題があるという話ではありません。

ただ、自分は何で入れてもらえないんだろうとは思っていました。

開発をやったぶん、むしろ遠ざかっている感覚すらありました。

怒りというよりは、じわじわと諦めになっていった感じです。

熱が落ちていたところに、前に辞退した会社から連絡が来た

前に辞退した会社から連絡が来た

正直に言うと、このときの私は転職したい熱が落ちていました

諦めていたので、しばらくは今の現場で経験を積もうと思っていたからです。

そこに、コンサルファームから面談の案内メールが届きました。

以前、書類選考の後に辞退していた会社だった

実は同じ会社の選考を、以前に一度受けたことがあります。

そのときは面接を受ける前、書類選考が通った段階で辞退しました。

理由は2つです。

  • 選考の期間が長かった
  • バックパッカーから帰国したばかりで、早く仕事に就きたかった

なので、今回は2回目のご縁になります。

BPOだと思っていたら、BPRだった

前回見送ったのは、私の職種の理解が浅かったことも理由の一つでした。

私はその部門を、BPO(業務を外から請け負う仕事)をやるところだと思っていたのです。

でも、改めて話を聞くと違いました。

やるのはBPRで、業務のやり方そのものを作り変える仕事でした。

その対象がBPOの領域だった、ということです。

これは私がやりたいことと重なっているな、と思いました。

ここで熱が戻りました。

残業が月30時間まで下がって、考える余裕ができた

もう一つ、タイミングも大きかったです。

このとき現場の稼働が下がっていて、残業が月30時間ほどになっていました。

前の案件のように月70時間を超えている状態だったら、たぶん読まずに流していたと思います。

忙しいと、キャリアのことなんて考えられないんですよね。

体調を崩す前に余裕を作っておくことって、思っている以上に大事だなと感じます。

動かない選択肢も6〜7割は本気で考えた

動かない選択肢も本気で考えた

実は、残る方向もかなり本気で考えていました。

感覚としては6割から7割くらいです。

残るメリットも小さくなかった

  • これまで1年くらいのスパンで現場が変わり、知識が定着していなかった
  • 人事給与システムの知識は、どの会社にもある業務なので汎用性が高い
  • 次の現場も大きい会社だった
  • 所属していた部署自体が伸び始めていた

伸びていく組織に賭けてみるのも悪くないな、とは思っていたんですよね。

ただ、3年賭けてうまくいっていなかった

冷静に考えると、私はすでに3年ほどこの会社に賭けていました。

その結果が、「開発を抜けたいと言い続けても変わらない」という状態です。

同じ賭けをもう3年続けるのか。

それとも、大きいコンサルファームに入って実力をつけるのか。

考えた結果、後者の方がキャリアとして確実にプラスになる可能性が高いかなと思いました。

35歳は不利ではなかった ただ「最後かも」とは思った

35歳の転職は不利ではなかった

年齢そのものに不安はなかった

35歳という年齢に、不安はありませんでした。

気になったのは年齢ではなく、今の私の経歴がコンサルファームで通じるのかという点です。

未経験の職種に行くわけなので、そこは当然の不安だと思います。

「今なら間に合う」ではなく「今が最後かも」

よく「今なら間に合う」と言います。

ただ、私の感覚は少し違いました。

今が最後のチャンスなのかな、というのが正直なところです。

40歳を超えてから未経験の職種に移るのは、さすがにしんどいだろうなと思ったからです。

経歴を棚卸ししたら、意外といけそうだった

不安だったので、経歴書を作りながら冷静に棚卸ししてみました。

  1. システムの保守・改修
  2. IT企画部や事業会社のシステム部門で、要件定義と案件のハンドリング
  3. 開発現場で、設計から総合テスト、リリースまで

こうして並べると、ITに関わる一通りの工程を経験していることが分かりました。

一つひとつは、専門の人に比べたら深くないかもしれません。

ただ、上流から下流まで全部を通して見たことがある人って、意外と多くないんですよね。

これならまあまあ行けるのかな、と思えました。

3回目でいちばん変わったのは、年収を気にしなくなったこと

年収を気にしなくなった

おかしなことを言っていると思われるかもしれません。

ただ、今回の転職活動でいちばん変わったのは年収をあまり気にしなかったことです。

1回目と2回目は、いくら上がるかを見ながら活動していました。

今回は、先々のキャリアで今の経験をどう活かすかばかり考えていました。

そう考えるようになった理由はAI

理由としていちばん大きいのは、AIが出てきたことだと思っています。

開発現場にいると、意外とAIに触れる機会はありませんでした。

ただ、自分でサイトを立ち上げたり、動画を作ったりする中で実感しました。

AIのレベル、思っているよりずっと上がってるんですよね。

もちろん、開発として人が必要なところは残ると思います。

ただ、手を動かしてシステムを作る仕事が、今後そこまで伸びていくとは思えませんでした。

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だったら、業務を作り変える側にシフトしておきたい。

そう考えた結果が、今回のコンサルファームでした。

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まとめ:不満がなくても動いていい

不満がなくても動いていい

3回目の転職は、不満が理由ではありませんでした。

言い続けても変わらなかったことと、次にやりたいことが見えたことが理由です。

正直に言うと、ITコンサルが自分に合っているかはまだ分かりません。

合う合わないは人によって違うので、これが正解だとも思っていないです。

なので、1つの参考情報として読んでもらえたら嬉しいです。

このシリーズでは、転職活動の記録や、開発現場で苦しんだこと、引き留めで悩んだことも書いていきます。

同じように「このままでいいのかな」と思っているSEの方の、材料になればと思います。

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