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コンサルファーム転職

#11 35歳未経験でコンサルを選んだ理由

35歳未経験でコンサルを選んだ理由

3回目の転職で、大手のコンサルファームに行くことにしました。

コンサルは未経験です。

会社の名前で決めたと思われるかもしれませんが、そうではないんですよね。

何を考えて選んだのかを書いていきます。

こんな人におすすめ

SEからコンサルへの転職を考えている人

情シス・IT企画とコンサルで迷っている人

未経験の職種に移るか迷っている人

選んだ理由は「経験が1本につながりそう」だったから

経験が1本につながりそうだった

私の経歴は、正直バラバラに見えます。

  1. 業務システムの保守・改修
  2. IT企画部に常駐して、要件定義やシステム導入
  3. 事業会社の社内SE
  4. SESで客先常駐の開発現場

自分でも、一貫性がないなとずっと思っていました。

一つひとつには理由があって動いてきたつもりです。

ただ、履歴書として並べると行き当たりばったりに見えるんですよね。

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並べてみたら、1本の線になった

ただ、経歴書を作りながら「やったこと」だけを並べたときに気づいたんです。

  • ユーザー部門から業務と課題を聞いて、業務フローに整理する
  • RPAを入れて、年間で500万円ほどのコストを削った
  • 開発費に対して何か月で回収できるかを試算して、実行判断を支える
  • ベンダーに説明して、実現まで持っていく
  • 設計から総合テスト、リリースまで自分で手を動かす
  • 課題管理とインシデント対応

これ、全部まとめて「業務を変える」という1つの仕事で使えるんですよね。

バラバラなのではなく、置き場所がなかっただけだったのかもしれません。

やるのは「業務のやり方そのものを変える」仕事

今回の職種は、ざっくり言うとこういう仕事です。

BPRに、AIやRPA、システム開発などを絡めながら提案して、実際に入れていく。

そして提案して終わりではなく、動かして、定着させて、効果が出るところまで見る

この最後の部分が、私にはかなり大きかったです。

前職でRPAを入れたとき、削減額まで出して初めて「意味があった」と感じたからです。

作って納めて終わり、だとどうしても物足りなさが残るんですよね。

志望理由は2つだけ

志望理由は2つだけ

面接でもこの2つしか言っていません。

①ユーザーと話して、業務を理解して、課題を整理したい

私はシステムを作ること自体より、なぜ作るのかに関心があるタイプです。

いちばん楽しかったのは、事業会社のIT部門にいたときでした。

利用部門の話を直接聞いて、導入したあとに現場がどう変わったかまで見られたからです。

②人が減るなかで「回る仕組み」を作る仕事は増える

働き手はこれからも減っていきます。

限られた人数で業務を回す仕組みづくりは、確実に必要になるはずです。

ただ、全部をシステム化すればいいわけではないと思っています。

業務フローの見直しで済むこともあれば、自動化したほうが早いこともあります。

運用のやり方を変えるだけで解決することもあります。

正解が1つではないところが、やっていて面白いと感じる部分です。

そしてこれは、業務側とシステム側の両方を知らないと選べません。

システムだけ知っていても、現場が回らない案を出してしまいます。

業務だけ知っていても、実現できない前提で話を進めてしまいます。

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正直に言うと、事業会社のIT企画に戻るのがいちばん素直な選択でした。

実際、これまででいちばん楽しかったのもその仕事です。

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なので、社内SEやIT企画の求人もかなり見ていました。

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ただ、前職で学んだこともある

前職の社内SEは2人体制でした。

人を増やすと聞いていたのに、結局増えないまま残業だけが積み上がっていきます。

つまり役割は合っていたけれど、体制が合っていなかったんですよね。

少人数の情シスは、適性があっても環境次第で簡単に潰れます。

これは自分で経験したので、もう一度同じ賭け方はしたくありませんでした。

先に「型」を身につけたいと思った

もう一つ理由があります。

仮に数年後に事業会社へ戻るとしても、進め方の型を持っているかどうかでだいぶ違うと思いました。

大きい案件の回し方、効果の測り方、関係者の合意の取り方。

このあたりを体系として持っている人と、経験だけでやっている人では説得力が変わります。

私は完全に後者でした。

なので、先に型を学んでから戻っても遅くないかなと考えています。

面接で見られていたのは2つだった

面接で見られていたのは2つ

面接の前にフォロー面談があり、そこで何を見るのかを教えてもらえました。

大きく2つだそうです。

  1. 論理的思考力 意図、判断軸、意思決定がロジカルか
  2. コミュニケーション力 顧客との会話でズレないか

2つ目の理由が、聞いていてなるほどと思いました。

聞き違いがそのまま成果物のズレになるから、という理由でした。

これは開発現場でも散々経験してきたので、すごく納得できました。

だから、3回分の転職理由を並べて整理した

論理的思考力を見られるなら、いちばん出やすいのは転職理由だと思いました。

なので、1回目・2回目・3回目をそれぞれ一言で言えるようにしておきました。

1回目 ITベンダーではなく、企業側に入って売上やコスト削減に深く関わりたかった

2回目 開発現場の知識をつけたうえで、案件を推進できるようになりたかった

3回目 開発と情シスの両方を活かして、業務を変えるところに関わりたい

並べてみると流れがあります。

逆に言うと、1つでも「なんとなく」があると全部崩れるんですよね。

肩書にはこだわっていないと伝えた

肩書にはこだわっていない

選考の途中で、こう聞かれました。

「コンサルタントという肩書にこだわりはありますか?」

私は「こだわっていません」と答えています。

見栄を張らなかったというより、本当にこだわりがないんです。

欲しいのは職種名ではなく、任される範囲と、そこで学べる速さのほうでした。

実は2回目の転職活動のときに、「コンサルだけに特化した仕事はうちではできない」という理由で見送られたことがあります。

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そのときは残念でしたが、今考えると、当時の私は職種名のほうを見ていた気もします。

それでも、不安はある

それでも不安はある

いいことばかり書いても仕方がないので、不安も書いておきます。

案件次第で、仕事も残業も変わる

これは正直どうにもなりません。

大きい会社になるほど案件の幅は広いので、希望と違うところに入る可能性はあります。

SESで感じていた「次が選べない」という構造は、形を変えて残っていると思っています。

会社の名前に期待しすぎない

大きい会社に入れば自動で力がつく、ということはないはずです。

ブランドに期待しすぎると、たぶん一番がっかりするパターンになります。

そこは冷静でいたいなと思っています。

未経験で入る以上、最初はできないことのほうが多いはずです。

いちばんの不安は、自分の抱え込み癖

正直、これが一番怖いです。

前職で残業が月60時間まで行ったのも、今の現場で一番遅くまで残っていたのも、根っこは同じなんですよね。

頼まれると断れないし、気になったことに首を突っ込んでしまいます。

優先順位を交渉して、断るができないと、また同じことになります。

入社後に何を見るかは、先に決めておいた

入社後に何を見るか決めておいた

これも先に決めてしまいました。

決めておかないと、「忙しかった」だけで1年が終わると思ったからです。

3か月

  • 配属と、選考で聞いた説明が一致しているか
  • 顧客の業務を学べているか
  • チームの働き方と残業はどれくらいか

6か月

  • 業務フローや課題を、自分で整理できたか
  • 優先順位を交渉して、抱え込みを防げたか

1年

  • 課題・行動・成果を数字で説明できる案件があるか
  • 開発の経験が、実現可能性の判断に生きたか
  • 健康と生活を維持できたか

このあたりがズレていたら、たぶんまた動くと思います。

まとめ:会社ではなく、経験の置き場所を選んだ

経験の置き場所を選んだ

すごい会社に入りました、という話ではありません。

正直、自分に合っているかもまだ分かっていないです。

ただ、バラバラだった10年分の経験を1本につなげられる場所は、たぶんここかなと思いました。

会社を選んだというより、経験の置き場所を選んだという感覚に近いです。

なので、うまくいかなかったらそれも書きます。

1年後に答え合わせをするつもりなので、そのときにまた読んでもらえたら嬉しいです。

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