未経験でコンサルの面接を受けました。
しかも1次と2次が1回にまとまったので、聞ける機会は1回きりです。
なので逆質問は6つに絞りました。
聞かれたことと、こちらから聞いたことを書いていきます。
コンサル系の面接を控えている人
逆質問を何個用意するか迷っている人
未経験の職種に応募しようとしている人
見られる基準は、事前に教えてもらえた
面接の前にフォロー面談があり、そこで何を見るのか教えてもらいました。
大きく2つです。
- 論理的思考力 意図、判断軸、意思決定がロジカルか
- コミュニケーション力 顧客との会話でズレないか
2つ目の理由が、聞いていてなるほどと思いました。
質疑がズレると、そのまま先のズレになるからだそうです。
基準が分かると、準備は絞れる
やったことは2つだけです。
1つは、3回分の転職理由をそれぞれ一言で言えるようにしたこと。
もう1つは、想定問答を18個用意したことです。
ちなみに、声に出す練習のようなことは特にやっていません。
書いて整理するところまでで、あとは本番でした。
18個というのは多く見えるかもしれません。
ただ、実際に書き出すと似た質問がかなりあります。
転職理由、志望動機、強み、弱み、キャリアプラン。
この5つを軸に、聞かれ方を変えて並べただけです。
質問の意図を、先に確認するようにした


見られるのが「ズレないか」なら、やることは決まります。
ズレているかもしれないと思ったら、その場で確認する。
「こういう意味で合っていますか」から入る
意図が汲み取れないときは、先に確認してから答えるようにしました。
「こういう意味で合っていますか。それであれば、こんな経験があります」
だいたい、この形ですね。
実際、面接中に2回やりました。
分からないまま答えるより、確認したほうが早いんですよね。
以前の私なら、たぶん黙って推測で答えていたと思います。
そして途中で「あ、違うな」と気づいて、話を戻すことになります。
先に5秒使うほうが、結果的に短く済みます。
実例:部署同士の政治に挟まれたことはあるか
想定していなかった質問がこれでした。
そのまま答えると、たぶんズレます。
なので、まず確認しました。
「部門Aはこうしたい、部門Bはそうされると困る。そういう状態のことで合っていますか」
意図が合っていることを確認したうえで、正直にこう答えています。
利害がぶつかる場面はあったが、政治に挟まれたというほどの経験はない。
無いものを有ることにはしませんでした。
事業会社のIT部門と客先常駐の両方をやっているので、聞かれたのだと思います。
ただ、経験していないものは経験していません。
盛らないほうが、あとが楽


未経験の職種なので、少しでも大きく見せたくなります。
ただ、盛るとそのあと必ず掘られます。
「具体的にはどういう場面でしたか」と聞かれて、詰まったら終わりです。
私は前の年の面接で、規模を即答できずに落ちた経験があります。
なので今回は、無いものは無いと言うことにしていました。
ちなみに、聞かれなかったこと
準備していたのに出番がなかったものもあります。
- ケース面接のようなものは、今回はありませんでした
- 案件と案件の間にあった待機期間も、聞かれませんでした
待機については説明を用意していたので、少し拍子抜けです。
とはいえ、準備していなくて聞かれるよりはるかにマシなんですけどね。
聞かれなかった質問の準備は、無駄にはなりません。
自分の経歴を整理する作業そのものが、答え方の土台になります。
逆質問は6つに絞った


前回の転職活動では、1回の面接で6〜10個は質問していました。
今回は1次と2次が1回になったぶん、時間が限られます。
なので、質問を絞る基準を先に決めました。
絞った基準
残したのは、この2つがイメージできる質問だけです。
- 実際の仕事の中身
- 入社した場合に、自分に期待される役割
逆に、会社の紹介を聞けば分かることは全部落としました。
事業内容や業績のような、調べれば出てくる話ですね。
限られた時間を、調べれば分かることに使うのはもったいないです。
逆質問はその人にしか答えられないことに使う。
今回はここを徹底しました。
聞いてよかった質問①:どんな人を採用したいか


1つ目は、求める人物像を現場目線で聞く質問です。
このとき、あえて一段下の職位の名前を使って聞きました。
いきなり上の役割を名乗るのではなく、下から入るつもりだという意思表示も兼ねています。
返ってきた答え
かなり具体的に話してもらえました。
- 自分と違う人。同じことをする人が増えても意味がない
- 論理的に考えて、説明できる人
- 失敗してもやり抜く力がある人
- 言われたことをやって終わりではなく、効果を出すところまでやる人
- ゴールから逆算して施策を作れる人
- 計画外のことは必ず起きるので、へこまず次の打ち手を考えられる人
「自分と違う人」という答えは、少し意外でした。
未経験で入る側としては、正直かなり心強い言葉です。
コンサル未経験でSE出身、という経歴が不利ではないという意味に聞こえました。
また、「効果を出すところまでやる」という部分も刺さりました。
作って納めて終わりではない仕事がしたい、というのが私の志望動機だったからです。
聞いてよかった質問②:1〜2年目で担当する業務


2つ目は、入社直後に何をやるのかを聞きました。
抽象的な話ではなく、具体的に何をするのかです。
返ってきた答え
- 現場に入って、改革を入れに行く
- 使われないシステムも多いので、メンバーを動かして進めることになる
- 業務の複雑さを理解する必要がある
- 現場の力学と、人のマネジメントを知っている必要がある
- 改善のリストを作って、工数とROIを試算していく
- 結局、人を動かすことがキーになる
想像していたのと、少し違った
正直に言うと、もっと資料を作る仕事を想像していました。
でも返ってきたのは、現場に入って人を動かすという話です。
これは事業会社のIT部門でやってきたことと、かなり近いんですよね。
この1問で、入社後のイメージがかなりはっきりしました。
同時に、大変そうだなとも思いました。
使われていないシステムを、使われるようにするわけです。
技術的に直すより、人を動かすほうが確実に難しいですよね。
微妙だった質問:私のどの経歴に興味を持ちましたか


失敗も書いておきます。
この質問は、あまりうまくいきませんでした。
相手が答えられない質問だった
理由は単純で、書類を見た人と面接の担当者が別だったからです。
なので「どういう経緯で書類が通ったかは分からない」という答えになります。
まあ、当然ですよね…
質問を用意するときに、相手が答えられる立場かどうかを考えていませんでした。
ただ、1つだけ収穫があった
そのやり取りの中で、こう言ってもらえました。
「経歴は見やすかったです」
職務経歴書の構成をかなり作り込んだので、そこは報われた気がします。
全体で12ページあるので、読みにくければそこで終わっていたはずです。
聞き方は失敗しましたが、結果として知りたかったことの半分は分かりました。
まとめ:手応えは半々だった


終わったあとの手応えは、正直半々でした。
聞き直した場面が複数回あったので、そこは気になります。
ただ、最終的にはちゃんと会話になりました。
分からないことでも、詰めて理解していける。
そこは伝わったかな、と思っています。
とはいえ、35歳から未経験でやっていけるのかという不安はありました。
その不安は、面接が終わっても消えていません。
ただ、分からないことを分からないまま進めないという姿勢は、たぶん一番大事なところです。
面接で意図を確認したのも、入社してからやることも、根っこは同じだと思っています。




































