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コンサルファーム転職

#14 退職が決まってからの1カ月がいちばん忙しかった

退職が決まってからの1カ月がいちばん忙しかった

退職が決まったら、あとは引き継いで流しながら終わるものだと思っていました。

実際は、最後の1カ月がいちばん忙しかったです。

土曜日に2回出勤して、有給は10日ほど取りました。

ただ、休日出勤ぶんの代休は消化できずに終わっています。

こんな人におすすめ

退職を伝えるタイミングで迷っている人

退職前に有給が取れるか不安な人

客先常駐で働いている人

最後はゆっくりできると思っていた

最後はゆっくりできると思っていた

イメージとしては、誰かの手伝いをしながら引き継いで終わる感じです。

ところが実際は、同じ客先の中で新しい案件を担当することになりました。

新しい会社に行くわけでもないのに、離任の直前で担当が増えます。

正直、「最後まで忙しいのは嫌だなあ」と思いました。

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その案件の初日は、22時過ぎまで残っています。

帰りの電車では、まあこれが最後なので仕方ないか、と割り切ろうとしていました。

この3年、忙しくない時期のほうが少なかったので、今さら驚くこともありません。

ただ、最後くらいは静かに終わりたかったというのが本音です。

なぜ退職予定の人に、新しい案件が回ってきたのか

なぜ退職予定の人に新しい案件が回ってきたのか

あとから考えると、理由は2つありました。

情報が伝わっていなかった

私は3次請けの立場で客先に入っています。

自社の営業には、2カ月ほど前に退職の意思を伝えていました。

ところが、その営業が2次請けの会社に連絡していなかったんですよね。

つまり現場側は、私が抜けることを知りません。

ここは今でも少しもやっとしています。

2カ月前に伝えた意味がなくなってしまうので、伝えた側としてはつらいところです。

待っていても動かないので、1カ月半ほど前に自分から現場のリーダーへ直接連絡しました。

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ちょうどそのタイミングで、担当がいなかった

間の悪いことに、連絡したのとほぼ同時でした。

その案件は、結合テストまでやっていたメンバーが先に離任していたんです。

つまり、誰もやる人がいない状態でした。

できそうな順に考えていくと、私になります。

タイミングが半月ずれていたら、たぶん別の人になっていたと思います。

現場のリーダーからすれば、抜けると知った瞬間に穴が2つになるわけです。

正直、そちらの立場も分かります。

他のメンバーは定時で帰っていた

同じ時期に、別の仕事を始めたメンバーもいました。

その人たちは、定時か19時くらいには帰っていきます。

正直、私もそっちの仕事をしたいなと思いながら見届けていました。

同じ現場で、同じ会社ではない人間が、違う終わり方をしていく。

このあたりはSESらしいなと思います。

同じ島にいても、所属も契約も違うので、忙しさは横並びになりません。

これは3年やって、何度も感じたことでした。

土曜日に2回出勤した

土曜日に2回出勤した

最後の期間は、土曜日に2回出勤しています。

平日だけでは終わらない作業があったからです。

それでも、タスクは終わらなかった

土曜に出ても、結局は間に合っていません。

ただこれは、自分の速度の問題だけではないと思っています。

そもそも間に合うだけの計画でも人数でもなかったんですよね。

前のメンバーが離任した穴を、そのまま埋められる想定になっていました。

引き継いだ人間が、最初から同じ速度で動けるわけがないんですよね。

このあたりの見積もりの甘さは、この現場に限った話ではない気もします。

代休は消化できずに終わった

休日出勤した2日分は、制度上は代休になっています。

ただ、その代休を取る日がありませんでした。

結果として、事実上はただ働きの休日出勤です。

ここは正直、もう少し早く声を上げるべきだったと思っています。

制度としてはちゃんとあるのに、使える状態になっていなければ意味がありません。

退職が絡むと、代休のようにあとで返してもらう前提のものは消えやすいです。

同じ立場の方は、休日出勤を引き受ける前に取得日まで決めておくことをおすすめします。

有給の交渉は、自分でやるしかなかった

有給の交渉は自分でやるしかなかった

有給は、最終的に10日ほど取れました。

これは正直、取れたほうだと思っています。

退職前の有給が揉める話はよく聞くので、ここは運が良かったです。

交渉相手は、自社ではなく現場のリーダー

SESだと、交渉相手が2種類います。

自社のチームリーダーや営業と、現場のリーダーです。

ただ、私の印象では自社側が現場と有給の交渉をしてくれることは、あまりありません

なので、現場のリーダーに直接お願いしに行きました。

他の会社がどうかは分かりませんが、SESだとこうなりやすいと思います。

転職することを、率直に話した

そのとき、退職して転職することもそのまま伝えています。

1年近く一緒にやってきた相手だったこともあります。

それに、理由を言わないとリーダーから客先への説明がつかないんですよね。

返ってきた言葉はこうでした。

「分かりました。そうですね、有給は確かに使いたいですよね」

あっさり理解してもらえました。

隠したまま日数だけ交渉していたら、たぶんこうはなっていません。

「急に休みが増える人」に見えてしまうので、当然だと思います。

退職を伏せるかどうかは人それぞれですが、有給を交渉するなら理由はセットのほうが早いというのが私の実感です。

退職を伝えたのは、現場ではリーダーだけ

退職を伝えたのは現場ではリーダーだけ

現場で退職の話をしたのは、そのリーダー1人です。

3次請けの立場なので、元請けやお客さんには伝わっていないと思います。

他のメンバーから見ると、私は単に現場を離任するだけの人です。

これはSESだと、よくある形だと思う

誰が会社を辞めるのかは、契約の外側の話になります。

なので、伝える必要もありません。

ただ、「お世話になりました」を言える相手が限られるのは、少し寂しいところです。

1年一緒に働いた人たちに、離任の挨拶しかできないというのは不思議な感じでした。

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線は、ある程度は引けた

線はある程度は引けた

全部を引き受けたわけではありません。

総合テストのフェーズだったので、私はテストの消化に寄せて動いていました。

やることを絞った、という意味では線は引けていたと思います。

ただ、完全ではなかった

一方で、一部の不具合の修正や調査もやっていました。

ここは断り切れていません。

そしてそれが、全体の進捗の遅れにもつながった気がしています。

中途半端に両方やると、どちらも遅れるんですよね。

不具合の調査は、自分が作った機能でなくても時間を取られます。

しかも調査した内容は、テストの進捗としては何も残りません。

断れた仕事は、結局なかった

正直に書くと、この期間に断れた仕事はありませんでした。

期限も、最初は「2週目の金曜まで」という話でした。

でも結局、土日も出勤しています。

断れなかったというより、期限のほうが動いたという感覚です。

社内SEに転職後、退職した経験から分かった 社内SEに向いている人 転職活動記の目次ページはこちらです。 1年半で退職してしまいましたが、私は中小SIerから社内SEへ転職しました。...

引き継ぎは、ドキュメントがそのまま使えた

引き継ぎはドキュメントがそのまま使えた

ひとつだけ、うまくいったことがあります。

引き継ぎの資料を、ほとんど作らずに済みました。

理由は単純で、普段からドキュメントに残していたからです。

テストの結果も、調査した内容も、そのまま置いてあります。

なので、引き継ぎ用に書き直す必要がありませんでした。

普段の残し方が、最後にそのまま効いてくるんだなと思いました。

引き継ぎのために書いた資料は、たいてい引き継ぎのときにしか読まれません。

一方、普段の作業で使っていた資料は、そのまま次の人の作業手順になります。

退職が決まってから慌てて作るより、普段から残しておくほうが圧倒的に楽でした。

まとめ:次は、できる範囲を先に言う

次はできる範囲を先に言う

次の職場で同じことが起きたら、やり方を変えます。

自分でできる範囲を、先に伝える。

そのうえで「それでもやってほしい」という判断が上から出るなら、それは仕方ないと思います。

ただ、このご時世でそうなることは少ない気もしています。

今回の反省は、できない量を、できないと言うのが遅かったことです。

代休が消えたのも、たぶんそこが原因でした。

最後まで頼られること自体は、悪いことではないと思っています。

ただ、それと全部を引き受けることは別なんですよね。

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